チェコのベテラン作家、ヤロスラフ・ドレジャル氏、その独特な造形の世界観は「ドレジャリズム」と呼ばれ、コアなファン層を持つ。
ドレジャル氏の最新作「Méďa Béďa ムーデャ ベーデャ」。
「Méďa Béďa」を調べてみると、画像検索で出てくるのは。。。
え?アニメのクマのキャラクター?
どうやらこれは「ヨギ・ベア(Yogi Bear)」というアメリカのテレビアニメのクマのキャラクターらしい。「Méďa Béďa」は、チェコで放送されたときのタイトル。
けれど、あのドレジャル氏がアニメのキャラクターを作るだろうか?
かわいいけど。
ここは、謎を解明するべくプラハに飛びたいところだが、、、諸般の事情で、林由未さんに問い合わせることに。
林由未さんは、アニメの「Méďa Béďa」をご存じなかった。
アメリカで「ヨギ・ベア(Yogi Bear)」がデビューしたのは1958年、、、日本で、アニメが放映されたのは1959年という。私とほぼ同い年。。。世界各国で放映されたようです。林由未さんが知らなくても当然ですが、ドレジャル氏は知っているはず!
林由未さんの説明では、ドレジャル氏がアニメを題材にするとは考えられない(キッパリ)。
チェコでのクマの愛称は「Méďa Béďa」、クマは大概「Méďa Béďa」ということで、日本で言う、ポチ=犬、タマ=猫、みたいなものだと言うことでした。なるほど。
そして発音、、、メダベダ、、メジャベジャ、、、「ムーデャ ベーデャ」が一番近い感じ。
そしてこれが、ドレジャル氏の描いた「Méďa Béďa」。
絵の方には、しっぽがあるようにも見えるけれど、作品にはなし、おへそも省略。
絵では見えない背中が、なぜかこんな感じです。なぜそうなのか、は謎のままです。
ちなみに、日本でのアニメ作品タイトルは「クマゴロー」。
あっと驚く、、、(^_^;)
ヨギ・ベア、ハンナ・バーベラですね、このカオ。
チェコのクマゴロー(笑)
やうむ様
ドレジャリズムの対極にあるような、、、ハンナ・バーベラアニメ。
ドレジャル氏の作る動物が、バックスバニーやプルート、トム&ジェリーには絶対になりません(笑)
ちなみに、Wikipediaで見てみるとチェコと日本だけ「Yogi」って単語がアニメタイトルに入らないんです。
なぜだろう、、、面白いです(*^^*)
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