今年の2月に開催した、パペットハウスの20周年を記念してのプチ企画
「ヤロスラフ・ドレジャル展」。
チェコのベテラン作家の、味わい深い木彫のマリオネット作品をお楽しみいただきました。
出展作品の中のひとつ「Anděl 天使」
会期中、ドレジャル氏の作品をお持ちのある方の「1ミリも可愛くない天使も印象的でした。」
というTwitterでのつぶやきに、何人かの方が「どの天使が…」と見にいらしたという作品です。
愛らしい、かわいい、美しい、などという甘い言葉を一切拒む、強い眼差しの「天使」
2011年の「Story of puppet 」で、一緒に作品を出展した林由未さんは、「『1ミリも可愛くない天使』がドレジャルさんの人形の魅力だと思っています。 私自身は、そのスタイルをドレジャリズム(シュールレアリズムならぬ)と呼んでいますが。」と、おっしゃっています。
尊敬する作家で先生であるドレジャル氏への、林さんの敬愛の念が感じられる言葉です。