Story of puppet Ⅱ、この展覧会が日本デビューとなる Jan Suša / ヤン・スシャ。
プロフィールは、下記。
Jan Suša(ヤン・スシャ:1978年プラハ生れ / チェコ共和国)
美術とデザインの専門高校で、マリオネットと玩具の制作を学んだ後、チェコ国立芸術アカデミーの映像学部に入学し、アニメーション映像を専攻する。卒業制作の“The Hunt”は、手作りのマリオネットの動きと古典的なアニメーションのテクニックを融合させた作品で、日本の物語とデザインに想を得た。また、世界的に著名なアニメーターであり映画監督でもあるチェコのイジー・トルンカとブジェチスラフ・ポヤルの作品にも大きな影響を受け、二人の巨匠から多くを学んだという。
2000年以降、チェコのダンスシアターシーンに関わり、多彩な背景美術や衣装デザインを提供した。2009年以降は、主に、マリオネット作家およびデザイナーとして活動している。
参加展覧会 :「Ceska Loutka Tradice a Soucasnost」展(2011年)、Galerie Smečky(プラハ)。「Gepetos de Praga」(2012年)、ブラジル・サンパウロ。
年齢は、佐久間氏の一つ下、林さんの一つ上、ということで、1970年台生まれの同年代ということになります。
佐久間氏とは、2012年にプラハとサンパウロで開催された展覧会「Gepetos de Praga」で出会ったということです。
若手の作家同士、意気投合するのにはあっという間だったのではないか、と想像します。
彼の作品を日本に紹介したい、という佐久間氏の強い思いが、今回の展覧会につながっています。
伝統的なスタイルを取りながら、斬新なデザインの作品。
今回5点の作品をご覧いただきます。
全部見せちゃうわけにはいかないのがツライところです…が少しだけ画像公開。
DMに使用されている作品「王様」。
頭に鉄心の入っているチェコスタイルのマリオネットです。
ブログ、ホームページでもご紹介しているガイコツのタイトルは「Death knight」。
もう一つ。。。
青い馬に乗った中世の騎士。
それぞれに違った魅力を放っています。
チェコから、無事に届いてくれることを祈りつつ、スシャの作品の到着がたのしみでなりません。
10月4日(土)からの、Story of puppet Ⅱ どうぞお楽しみに!!