古都プラハの若手作家展、今回、日本に初お目見えの作家さんをご紹介いたします。
František Antonín Skála フランチシェック アントニーン スカーラ(1984年生まれ)彫刻家、映画美術家。
平面作品で展覧会に参加のAlžběta Skálová アルジュビェタ スカーロヴァーの2歳年下の弟になります。
彼のお父さんは、František Skála 。
同じ名前のチェコで著名なアーティスト、おじいさんも同じ名前なのだそうです。
1984年生まれ、32歳の彼は、プラハ美術工芸大学付属高校で木彫を専攻。同大学では彫刻科卒業、今は「チェコ国立芸術アカデミー」で彫刻を教えています。
彼の代表作は、昨年(2015年)チェコで劇場公開された、映画『Maly pan/マリー パーン』。
チェコ・スタイルの鉄芯マリオネットが活躍するこの映画の、美術デザインと制作を一人で担当しました。
映画の予告動画もご覧いただけます!
精緻な彫り、細部までこだわりぬいた造形、作品にじっくりと時間と手間をかける彼の姿勢、彫刻的な完成度も高く、今後の活躍を期待されている若手美術家の一人です。
今回出店されるフランチシェックの作品は、3点。
実は…
まだ、今回出展作品の画像も届いていない、謎に包まれた作家です。
みなさま彼の日本デビューを、どうぞお見逃しなく!
※ちなみに…
DMに使用されている作品「ネズミ」は、諸般の事情で展示されません。ご了承ください。