『「パンチ&ジュディ」のイギリス文化史』昭和堂より5月18日に出版!

今回ご紹介するのは、パンチの大ファンでコレクターで研究者でもある岩田託子さんが翻訳された『「パンチ&ジュディ」のイギリス文化史 』。

「パンチ&ジュディ」といえば、イギリスを代表する人形劇。

映画や動画または実際の舞台で、ご覧になったことのある方も多いのでは?

パンチ&ジュディ
ウィキペディアより

「パンチ&ジュディ」ってなに?というかたは、こちらのサイトを御覧ください。

英国のドタバタ人形劇『パンチ・アンド・ジュディ』 350周年のフェスティバル

パンチ誕生350週年を祝うフェスティバルの記事です。

 

パペットハウスのトレードマークもパンチです。デザインと制作は太田拓美さん。

今回の書籍の裏表紙にも載っています。

パペットハウスのパンチ看板

 

パペットハウスの階段を上がったところで、みなさんをお迎えするのもパンチ&ジュディ。イギリスの Mary Edwards(メアリー・エドワーズ)女史につくっていただいた舞台仕様の作品です。

パペットハウスのパンチ&ジュディ

 

「パンチ&ジュディ」のイギリス文化史

原本はこちらです。↓

著者は、イギリスの演劇研究者のロバート・リーチ氏。

※ Robert Leach (ロバート・リーチ)7年間教職についた後、バーミンガムのミッドランズ・アート・センターのディレクターを務め、1974年からバーミンガム大学で、さらにエディンバラやカンブリアでも演劇・舞台芸術について講義を行ってきた。ロシアやアメリカでの演出経験もある。現在はスコットランド在住で、旺盛に演出・執筆を続けている。学校演劇・青年演劇・地域演劇について、英国演劇史やロシア演劇についての著作も多い。近刊は、An Illustrated History of British Theatre and Performance (Routledge, 2vols.) 詩集も五冊出版している。

 

訳者は、岩田託子さん。

※岩田 託子 (いわた よりこ)1958年堺市生まれ。英国ケント大学大学院M.A.、津田塾大学大学院博士課程満期退学。現在、中京大学国際英語学部教授。イギリス文化・英語圏文学専攻。主な著書に『イギリス式結婚狂騒曲―駆け落ちは馬車に乗って』(中公新書、2002)、『英国文化の世紀 4 民衆の文化誌』(共著、研究社、1996)、『衣食住で読むイギリス小説』(共著、全三巻、ミネルヴァ書房、2003~04)、『英国レディの世界』(共著、河出書房新社、2011)、『カズオ・イシグロの世界』(共著、水声社、2017)、『カズオ・イシグロ読本―その深淵を暴く』(共著、宝島社、2017)など。

 

巻頭で、岩田さんが日本におけるパンチ&ジュディ紹介の歴史を解説しています。

図版も多く、さまざまなパンチを見ることができます。

5月18日出版ですが、今、私の手元に!パペットハウスにあります!

販売価格は、3,780円(税込み)です。

※大変ご好評をいただきまして、パペットハウスでの書籍の販売は終了いたしました。ありがとうございました。

パペットハウスでお買い求めの方には、下記小冊子をプレゼントいたします。

岩田さんが、パンチ生誕350周年記念のお祝いに制作されたパンチ愛にあふれた一冊。ただし、全編英文です。

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。