Petr Matásek 追悼展
―人形劇の革命児が遺したものと受け継ぐ者―
9/21(金)- 9/27(木)
※会期中無休
11:00 AM ~ 7:00 PM
パペットハウスギャラリー
現在、長野県飯田市の川本喜八郎美術館で開催中の「劇場の中の人形展」7月29日(日)〜9月9日(日)。
飯田の夏を彩る「いいだ人形劇フェスタ2018」の企画展示のひとつ。
チェコの舞台美術家ペトル・マターセク氏の日本初公開の人形をメインに、林由未、佐久間奏多のふたりの教え子の作品が展示されています。
この企画展示は、終了後、パペットハウスギャラリーで内容を少し変えて「Petr Matásek 追悼展 ―人形劇の革命児が遺したものと受け継ぐ者―」として開催いたします。
飯田でご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、パペットハウスギャラリーへもぜひ足をお運びください。
追加の情報は、ホームページ・ブログで紹介していきます。
ペトルを知ったのは、パペットハウス開店まもなく、沢さん(沢則行氏)の紹介でした。2000年のワークショップのときには、何度か我が家にお泊りしていただいたこともありました。私は、教授としてのペトル、舞台美術家としてのペトルは、あまり知りませんが、物腰の柔らかい素敵な人でした。

そのときには、舞台のための人形しかつくらないと、パペットハウスに作品をいただくことはできませんでした。
ペトルが、久しぶりに日本でワークショップを開きたいと言っている、という話があったのは一昨年のこと。
その流れで、パペットハウスで佐久間奏多氏、林由未さんと三人での作品展を開くことになったのですが、、、、ペトルは病に倒れ。。。
ワークショップは、昨年、シアターΧで林由未さんとアントニン・シイラル氏の二人がペトルの遺志をついで開催されました。
このブログでもご紹介しました。「ペトル・マターセク追悼企画」2017.10.07

今回の作品展は、ペトルの追悼展になります。
パペットハウスにペトルの作品が展示されるのに、ペトルがいないことになんとも言えない悲しみを感じずにはいられません。
ぜひ、たくさんのかたにご覧いただきたいと思います。

ペトル60歳のとき、還暦のお祝いに送った赤いちゃんちゃんこと大黒帽と扇子。
一着しか送っていないのですが、奥さんのヤナさんが画像処理してくださったとかで、同い歳の夫婦そろっての写真が送られてきて、ビックリ!でした。