2023年のチェコフェスティバル!!

チェコファンの皆さん!お待ちかねの「チェコフェスティバル」です。

今年の会場は、ニコタマ!

多摩川河川敷(二子玉川公園前) キネコ国際映画祭会場内 

(東急田園都市線「二子玉川駅」より徒歩12分)

  • 会期:2023年11月3日(金・祝)-11月5日(日)
  • 開場時間:10:00~20:00
    (飲食販売は各日19:00まで、最終日は19時イベント終了)

詳細は、下記サイトで。

★チェコフェスティバル特設サイト: https://www.facebook.com/czechfestivaljapan/

★X(旧:Twitter): チェコ共和国【公式】 https://twitter.com/Czechia_JP

ヤロスラフ ドレジャル氏のご冥福をお祈りいたします。

パペットハウスにもファンの多い、チェコのベテラン作家 JAROSLAV DOLEZAL / ヤロスラフ ドレジャル氏 が急逝されました。

以前に所属されていた「Divadla Drak / 劇団ドラッグ」のFaceBookとホームページで突然の死を知りました。

今年の5月には新作をいただいたばかりでしたが、これが遺作になってしまうなんて。。。※Puppet House Keeper’s Blog 「ドレジャル氏の新作マリオネット2体」

8月の初旬には、林由未さんのX(旧ツイッター)で、お元気な姿を見せていただいていたので、あまりに突然のことに言葉もありません。

2011年にパペットハウスギャラリーで開催された「Story of Puppet」が、ドレジャル氏の作品の魅力に初めて出会う展覧会になりました。その後、2015年に個展「ヤロスラフ・ドレジャル作品展」では、その作品の世界観をたっぷり楽しませてくれました。

ドレジャル氏の創る、いつまでも記憶に残るキャラクターたち、ひとつひとつが思い浮かびます。

ここ最近は一年に2作品というペースでパペットハウスに作品をつくってくださっていました。

たくさんの素晴らしい作品をありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。

残暑お見舞い申し上げます。

暑い日が続いています。。。

ということで、残暑お見舞い申し上げます!

使用画像は、NoriSawa ノリサワ (沢則行)氏の 「Crab Ⅱ カニ Ⅱ」です。

すこし涼しい気分になっていただけたら。。。

残暑お見舞い葉書風ですが、、、印刷はせず、、、

皆様、お身体どうぞ大切にお過ごしください。

 

 

 

「傀儡博覧会」のお知らせ

傀儡(くぐつ・かいらい)、

傀儡子(くぐつし・かいらいし)、

傀儡師(くぐつし・かいらいし)と、

いくつかの微妙に違う使い方をする言葉で、どれがどうなのかややこしいけれども、

端的に言えば「傀儡」は人形であり「あやつり」で、さらに西宮神社には百太夫社という傀儡師(人形遣い)の祖神ともいえる末社もあり、

つまりは人形芝居となる以前の「人形まわし」が傀儡であり、それが浄瑠璃という語りを得て「人形浄瑠璃」という人形芝居に発展していくのです。(傀儡博覧会ビラより抜粋)

今回の人形劇の図書館コレクション展は、この「傀儡くぐつ」をテーマにして傀儡に関わるさまざまを紹介する展覧会=「傀儡博覧会」なのです。

なにやら怪しく恐ろしげな「傀儡」という文字。

浮世絵・掛け軸・漫画などなどバリエーション豊かな「人形劇の図書館」ならではの珍しいコレクション、江戸から昭和まで貴重な資料も含めた展示です。

西宮神社 第5回 人形劇の図書館コレクション展
傀儡博覧会
7月1日(土)~ 9月29日(金)
午前9時から午後4時 入場無料
会場:西宮神社 えびす信仰資料展示室(社務所一階ホール受付前)
※西宮神社は、
「兵庫県西宮市社家町にある神社。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。 全国に約3,500社あるえびす神社の総本社である。地元では「西宮のえべっさん」と呼ばれる。」
西宮駅のすぐそば。
色々情報は、下記ページから。

2023年のポストカード、ようやく。。。

2023年も、もう半分近く過ぎてしまいましたが、、、

年明けから作り始めていたパペットハウスのポストカードを、ようやく印刷しました。

こんなかんじで作ってみようかな。。。悩みます。

いろいろと、画像を入れ替えたり。。。悩みます。

なんやかんやして。。。

最終的に、こんな感じになりました。

お店にいらしたら、手にとってくださいね。

お待ちしています。

 

ゴールデンウィークの営業日について

ちらほらと、お問い合わせも来ていますので。

2023年のゴールデンウィークも、パペットハウスは通常どおり営業しています。

祝日は営業いたしますが、日曜日・月曜日は定休となります。

ホームページでもお知らせしていますが、どうぞお気をつけください。

皆様のご来店をお待ちしています。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

よく晴れた穏やかな木曜日、今日からパペットハウスの2023年が始まります。

この場所で、みなさまのご来店をお待ちいたしております。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

週明け、10日(火)からは、パペットハウス2階センタースペースで、「佐久間奏多プチ展覧会 Ⅴ」が始まります。こちらも、どうぞお楽しみに!!

今年も、ありがとうございました。

2022年、パペットハウスは本日12月28日(水)で年内の営業は終了です。

作品を作ってくださった作家さん、ご購入くださったお客様、パペットハウスにおいでくださった皆様、ホームページやブログなどを見てくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。

今年のトラさんから、

来年のウサギさんへ、バトンタッチ!

2023年も、どうぞよろしくお願いいたします!!

パペットハウス、年末年始は12月29日(木)~1月4日(水)まで、お休みをいただきます。

新年は1月5日(木)から営業です。

そして、1月10日(火)からは、パペットハウス2階センタースペースで「佐久間奏多プチ展覧会 Ⅴ 夢のつづき」がスタートします。

2023年も、どうぞよろしくお願いいたします!

12月の展覧会のご案内

12月に開催されるマリオネットの展覧会のご案内です。
まずは、東京から。

「ふゆのオモチャバコ」と題した工藤和也さんの個展です。

工藤和也さんホームページより

『身に着けるペンダントタイプのちいさなマリオネットから、大小・サイズや形もさまざまなマリオネットたちが集まった、新作中心のおもちゃ箱のような展示を計画しています。』ということで、工藤和也 [Kaz-Puppet-Workshop] FacebookInstagramで、展覧会の詳細、制作途中の作品の様子や動画などがご覧いただけます。

客席ひとつの人形劇場 ぴぴ☆しあたーの公演も予定されていますので、ダブルで楽しめる展覧会になりそうです。

工藤和也〔Kaz-Puppet Workshop〕マリオネット展

『- ふゆのオモチャバコ -』

2022年12月12日(月)~ 12月17日(土)

12:00〜19:00 最終日17:00まで ※初日12/12のみ14:00〜

会場:Pinpoint Gallery ピンポイントギャラリー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-49-5 Rハウス
〈工藤さんは終日在廊の予定とのことです〉

☆シアター☆パペッテリア/客席ひとつの人形劇場 

ぴぴ☆しあたー「クリスマス」をギャラリー内で特別上演します。
〔予約不要/ひと覗き約3分・500円〕
12日(月)14:00〜19:00
16日(金)12:00〜19:00
17日(土)12:00〜17:00

パペットハウスにいる「Moffy モフィー」も、おすすめの個展です。

ペリカンの「ブルーノ」「モモチャン」も推しています。

そして、大阪の展覧会。

パペットハウスでおなじみの、佐久間奏多さんと、林由未さんの二人展です。

佐久間奏多 林由未 二人展

Vánoční sen ヴァーノチュニー セン 

―クリスマスの夢―

人形劇が盛んなチェコ共和国に在住の二人の人形作家がクリスマスをテーマに儚く暖かい夢の世界をお届けします。

12月5日(月)~ 12月13日(火)

休廊日 12月11日(日) 12時~19時 / 土曜・最終日12時~17時

GALERIE CENTENNIAL / ギャラリー センティニアル

540-0021大阪市中央区大手通り1-1-10

大阪では、林由未さんによるクリスマスショウウィンドウ ”MEET the WONDER CHRISTMAS”『不思議の国のアリス』も、阪急百貨店うめだ本店で開催中です。

林由未さんホームページより

こちらもダブルで楽しめそうです!

師走に入って慌ただしいような気分になりますが、、、そんなときこそマリオネットの展覧会、いかがでしょう!

出会いと再会と。

手のひらサイズのマリオネット、Na Dlani Marionettes (ナ・ドラニ マリオネット)でおなじみの佐久間奏多氏の展覧会を見に、豊橋市の「Gallery SINCERITE ギャラリーサンセリテ」さんに行ってきました。

展覧会のタイトルは 「佐久間奏多展 私の二つの故郷 日本とチェコ」

国内外の近代、現代の美術を扱うギャラリーサンセリテさんは、とても素敵な空間でした。この展覧会は3年前に開かれるはずでしたが、コロナ禍があり今年ようやく実現をしたとのことです。佐久間氏がコロナ禍の最中に描き始めた絵と彫刻とマリオネットが織り成す空間、ギャラリーサンセリテさんの凛とした雰囲気の中、佐久間奏多氏の世界をたっぷり楽しむことが出来ます。

Gallery SINCERITE  FaceBook 

 

佐久間氏がパペットハウスを初めて訪ねてきたのが1999年。

偶然パペットハウスの前を通りがかって、狭い階段を上がって、出会ったのがチェコの作家の木彫りマリオネットでした。

パペットハウスの作家紹介によると。。。

1977年愛知県生まれ。2000年:東京造形大学卒業(染織デザイン専攻)。在学中にチェコの劇人形に出会い、衝撃を受ける。1999年:劇団ドラック(チェコ)美術監督ペトル・マターセク氏らによる長期ワークショップ「人形演劇プロジェクト2000」(於:シアターカイ)に参加。2000年秋:渡チェコ。2002年:チェコ国立芸術アカデミー人形劇学部舞台美術科大学院に入学。ペトル・マターセク氏に師事する。2005年:同大学院を首席で卒業。NaDlaniマリオネットの制作を開始。

 

衝撃を受けた場所が、パペットハウスです(笑)

2000年、23歳でチェコに渡って、同じくらいの年月をチェコで過ごしたことになります。。。日本もチェコも、同じくらい大切な「故郷」、そんな思いが感じられる空間でした。

しかしもうそんなに長くチェコで、、、確かに、まだ赤ちゃんだった息子さんがあんなに大きくなっているのだから、、、

奏多くんに、いろいろとお世話していただいた私の娘も大きくなりました。娘は、奏多くんとの久しぶりの再会に、ちょっと気恥ずかしそうでしたが。。。これは、娘が撮った写真です。

 

佐久間氏と久しぶりの再会でしたが、会場で懐かしいNa Dlani マリオネットとの再会もありました。展覧会を見に来た方が持っていらしたNa Dlani マリオネット「POHÁDKÁŘ  ポハートカージュ / お話おじさん」。2017年のプチ展覧会に出展された作品です。

佐久間奏多プチ展覧会 Ⅱ Tiší poslové ティシー ポスロヴェー 静かな使者たち

ポケットに子どもたちを入れた怪しげな仮面の人ですが、立派な肘掛け椅子やオーボエを与えられて、とても大事にされている様子でした。写真を取り忘れたのが残念。。。

基本的に、お納めしたマリオネットと再会することはなかなか難しいことです。パペットハウスで、出会いの場は共有できるのですが、その後その方と作品が、どんなふうに暮らしているのか、わからないことのほうが多いものです。

今回、どんなふうに楽しんでくれているのかを垣間見ることが出来て、とても貴重な体験でした。

Gallery SINCERITE / ギャラリーサンセリテ「佐久間奏多展 私の二つの故郷 日本とチェコ」今月いっぱい、7月31日(日)まで開催です。

★「Gallery SINCERITE ギャラリーサンセリテ」